【認知の歪み10パターン】①べき思考

べき思考とはその言葉の通り◯◯すべきだとか、◯◯すべきではないとか、◯◯はこうあるべきだという考え方です。この考え方で危険なのは、◯◯すべきというのはあくまで本人にとっての考えでしかないのに、世間一般的な考え方であると思い込んでしまうところにあります。


例えば学生さんが”優等生であるべき”というふうに考えた時、何でもしっかりこなせる優等生なんてそうそういませんよね。(中にはいるかもしれませんが)

ただ、本人は優等生であるべきと考えているので、何でもしっかりこなせない自分に対して、自分自身から与えられるプレッシャーによって押しつぶされていくことになります。

同様に、お母さんが"良いお母さんであるべき"と考えても、何でもしっかりこなせるお母さんなんてそうそういないと思います。(こちらも中にはいるかもしれませんが!)

大抵は何かしら抜けているようなところもあるはずです。人間だものってやつです😄


また、べき思考は自分自身を苦しめるだけでなく、相手も苦しめてしまうところが厄介で、相手が困っている時、自分は手伝ってあげたんだから、自分が困っている時は相手は自分を手伝うべきだ!と考えてしまいます。これだとその後の人間関係が不安になります…。


私はこのべき思考は完全に捨てて、◯◯すべきではなく、◯◯なら良いのになー程度に思うようにしています。気がとても楽ですよ。

自分の考え方を変えることは簡単ではありませんが、自分を苦しめてしまうことにもなる認知の歪み。是非取り除いて楽に生きてくださいね😁

カウンセリングルーム ふんわり

あなたの心の悩みをふんわり受け止め、ふんわり軽く…

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